2014年4月7日月曜日

マンモグラフィー

これは日々の記録なのか
あるいは思いつくままの雑文なのか。

そのあたりがもう一つはっきりとはしないが
書かないでいると
心に積もるものを感じるようになった。

3月末から4月アタマにかけて
〆切が重なり、落ち着かなかったが
ようやく一段落した。

収入は減るが肩の荷がおりた。

その間、
表も大雪などなかったかのように
春が押し寄せてきた。

サクラも咲き、散りかけた。

以前は、春の漲る感じを好きな一方だったが
このごろ、あつかましさを感じることもある。

なにがあったっけ。

婦人科検診にも行ったな。

単純に婦人科だと思っていたら、そこは
放射線科を併設した乳がん、子宮がん検診専門クリニックだった。

女医さんです。

大きなソファがコの字型にならぶ
やわらかなムードの待合室。

母娘で来ている人。大柄なチュニックの人。
近所なのか、構わないなりの人。
仕事会社帰りらしい大きなバッグを抱えた人。
品のいい高齢と呼んで差し支えない人。
みな、女性である。

なのに、一人いらいらをふりまく女性あり。
隣に誰か座ると、あからさまに席を替わる。

投げ出すように大きく組んだ脚。
ストッキングには脛に沿って、網目模様が入っている。
せっかちな調子でスマホをいじっている。
膝には人が出る。

あとから一人男性。

いっても二十歳そこそこのカップル(だろう)。
産婦人科ではたまに見る光景だが
検診についてきたということだろうか。

男の子はばつの悪さを隠すためか
それともそう気にしていないのか
半笑いである。

そして「ちょっとバイト先に電話してくるね」と
そんな彼をのこし、表に出てしまう彼女。

しかたなくスマホの画面をいじる彼。

さて私だ。

3年ぶりのマンモグラフィーである。
つまり、冷たい機械の上に
おっぱいを乗せて、アクリルの?板ではさむのだ。

大きなおっぱいでなくても、ひっぱれば不思議と、はさめます。

前回は要検査と言われ、大きな病院に行かされたわけだが
あのときは痛かったな。

ドアの上で撮影中と書かれた電気が光ってる
なんだか仰々しい部屋だった。

「けっこう、痛いですね」
とそれこそ半笑いで、技師の女性に話しかけたが
彼女は表情一つ変えず何も返してくれなかったのだった。

「今のマンモは痛くないので受けましょうね」という記事を
2~3度書いていたので
ちょいとショックであった。

しかし、今回はスムーズだった。

先生が慣れているのと
機械が新しいというのもあるだろう。

これなら年に一度は受けてもよい。

女性のみなさん、受けましょう。

数日後、送られてきた検査の結果には
両側良性石灰化と。

以前は片側だけであったと思う。

石灰化とは細胞が壊死してカルシウムが沈着したものらしい。

年齢とともに順調に細胞が失われているということか。











0 件のコメント:

コメントを投稿