2012年6月9日土曜日

ヘッドフォンを買う

あっちに書いたり、こっちに書いたりしていたのだが
自分の中に、たぷんたぷんと、よどみがたまってきたので
ブログを新装開店することにした。

音楽の話題ばかり書くブログにはならないと思うが、まずは書き続けることが大事。

先週、ヘッドフォンを新しくしたくて売り場に行った。
気になるヘッドフォンのプラグ、を一つひとつマイiPodに差して試聴。

とりあえず、昔からなじんだ曲がよいだろうと
グラディス・ナイトの「Midnight Train to Georgia」
もう少し録音のこなれたところで
大瀧さんの「論寒牛男」デジタルリマスタリング版にする。

同じ店のPCのスピーカー・コーナーでは
試聴しようと思ったら
サンプルが全部、AKBの「カぁチュウ~シャ~♪」だった。
かといって、ムード本意なジャズ・ヴォーカルしかないのも困る。

それにしても毎度、毎度
値段が高いものにはびっくりさせられる。
音が広がる、立体感がある。ドラマがある。

それに比べ
お店のオススメ・シールが貼ってあるやつは、おしなべて苦手な音が多かった。
今風の音仕様ということもあるのだろう。
シャカシャカと、いろんな楽器がいっしょくたになって
おせんべのように平べったくなって、やってくる。
そこまでいかなくても、もう少し低音が欲しい。

自他共に認めるミーハーなので
ゼンハイザー、という名前に惹かれて
いくつか聞き比べたが、全体に高音がうるさい気がした。

なにしろ
1928年録音から2012年録音まで
対応してもらわえねば困るのだ。

小さい声で「おおぉ」とか「いいんじゃない」とか
ぶつぶつ言いながら、プラグを差しては抜き、を繰り返しているうちに
だいたい絞れはしたものの、今ひとつ、決定打が見つからない。
デザインや色がよくても、音に満足いかなかったり。

こういうとき、誰かに付き添ってもらい、
よし!行け!と背中を押してほしくなる。

結局、持ち歩くことも考えて
低音もしっかり聞こえて
オーディオテクニカのATH-ES55にした。


デザインにあまり冒険がないので
気分がアガらなかったが
帰ってきてサイトを見たら評判がよかったので、ちょっとだけ鼻が高くなる。
ただし、Amazon は1000円も安い。
audio-technica ポータブルヘッドホン ATH-ES55 BK

並行して使っているのが、ソニーのノイズキャンセリング・ヘッドフォン。
単4が1本必要。

地下鉄の走行音などが軽減されて悪くないのだが
この大事な先っぽが、すぐ取れてなくなる。
さて聞くか、とカバンから取り出すと、片っぽだけ、なかったりする。

だらしない私が、悪いのかもしれないけど。

この先っぽはサイズがSS~Lまであり、先日ようやくSSを見つけたが
人間の耳の穴の大きさは、やはり左右違うのだろう。
どうも、ジャストフィット!とはいかないのである。

さらに最近、若干だが右の耳につまったような感じがある。
おそらく右の鼻だけずっと調子が悪いので、その影響だろう。

いつまでも音楽を!と思っていたが
だんだん聞こえづらくなっていくこともあるのだろうな。

そして本当はヘッドフォンでなく
大きな音で、聞きたい。

いい音で鳴るアンプだって欲しい。

そのことを息子に話すと
「PCで十分ですよ」「PCにもっとよいスピーカーをつけたら?」
とそっけなく返される。

そういう彼は、SONYの密閉型モニター用スピーカーで
なにやら作業にいそしんでいる。




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